小さなお花屋さん‘風々緑花’のあゆみ
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不思議色・・・ニュアンスカラーの春の草花

P1090726.jpg

何色、と表現しがたい空間がすごく好きです。

寄せ植え、というものを初めて知った時は、同系色ばかりでまとめていました。

白なら白、青なら青に、銀や黒のカラーリーフ。
グラデーションが一番綺麗だと、思い込んでいて。

ビオラやパンジーのブロッチも、クリスマスローズのスポットも苦手でした。

でも、最近になって、それは自分の引き出しが少ないからなんだと思うようになった。

言葉でうまく言えないんだけど
大事なのは配分 ─ バランス ― なんだと思う。

大きな花、小さな花 その「面積」と
どこらへんにどの程度・・・その「量」と。
花びらは、同じ質感、似た形を合わせない、といった「マテリアル」

いちいちそんな事を頭で組み立てているわけじゃなく
感覚、に従っているだけなのだけれど
最近その「自分の感覚」が変わってきているのを感じます。

上手に出来た、とかそういうことではなく・・・
ただしみじみ、繰り返し何度も作るって大切なんだな と実感しているこのごろです。


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アンティークプリムラたちは、そんな自分の引き出しを増やしてくれる。

何かのマジックなんじゃないかって そんなことすら思う。

めったに手に取らない 今まで敬遠していた パステルカラーのブリキバケツ
2色のプリムラの中に、この色が溶け込んでいる、と感じて 手に取った。

出品しようかどうか、迷ってしまった。
それくらい好き。



:::以下、少し詳しい育て方ページになります:::
お届け先の方へのお手紙形式になっていますので
訪ねてごらんになられている方には 分かりづらかったらお許し下さいね。


プリムラって、この季節になると ぐん!と幹が立つでしょう。

冬の間、縮こまっていて・・・それもとっても可愛いけど
すっと伸びた穂を見ると、これが本当の姿なのね、と思う。


この鉢は プリムラたちが花を少し休めるころ、
ネメシアやアリッサムも少しずつ大きな株になり
リシマキアの星のような花や、シレネのぷっくりと可愛い花が
順に咲きだします。

そんな風に、鉢の中の表情がどんどん変わっていきますし
表情豊かなカラーリーフを選んでいるので、葉だけになっても愉しめると思います。


夏場は 鉢ごと半日陰へ移動すれば そのまま夏越しできる子たちばかり。

秋になり、またプリムラが目覚めるころには 一回り大きな鉢にしても
それぞれを分けて植えてもいいと思います。

20120407.jpg


* プリムラ‘ディスカバリングストライプス’

水彩画のように いくつも色を重ねたかのような深い色合い
その魅力から、アンティークプリムラ、なんて呼ばれることも。

名前の通り、ストライプの模様が美しく、
気温差で鮮明になったり、全体に濃淡が変化したりします。

冬頃から出回りますが、本来の開花は3~5月。
5月ころから少しずつ花を休めますが、
茎も立ちあがり、野性味の出てきたプリムラは本当にきれいです。

花の咲いている間は、定期的に液肥をあげてください。

萎れてきた花は、完全に散る前に早めに摘み取った方が、
蕾の上がりがスムーズです。

これから気温が上がるにつれ、花ガラや傷んだ葉は
カビの発生のもとになり、それが病気をも招いてしまいますので
積極的にお手入れしましょう。

プリムラは 一度ポット苗などご覧いただけると分かるのですが
根張りが非常に強く、がっちりと太い根をしています。

蒸れは嫌いますが、根は比較的お水を好む傾向があります。
ブリキに植えていますから、テラコッタよりは保水性も良いですが
割と水切れしやすい傾向があるので、水加減をよく見てあげてください。


花が咲かなくなったら、休眠体制です。
夏越しには 肥料をストップして、半日陰へ移動しましょう。

お水やりも、涼しい時間帯に。


* アリッサム

可憐な姿からはあまり分かりませんが、実は低木。
夏越しできると、株もとの幹が木質化して
これが木であることを実感できるかと思います。

こんもりと茂ってきますので、これから高温期にむけては
涼しい時間帯にあげること、
朝に上からお水をかけると 昼には湿った内側が蒸れてしまうので
株元だけに与えるか、夕方以降に与えます。

それくらいこの子も蒸れが嫌いです。

たくさん咲きますから、風通しよくするために
枝をすくような感じで間引くのもよい方法です。

少しもったいない気もしますが、梅雨前にはばっさりと
株元数センチ残して刈り込みをすると
夏越しがとても楽になります。

どのみち、夏にはいい花も咲かないので
秋からの開花に期待して、刈りこんだ方が効果的です。

それから、アリッサムは植え替えを嫌います。
根がとても繊細なので、あまりいじらないようにしなくてはいけません。
ポット苗の時点でこれをやるとかなり生育に影響がでます。

夏越し後は木質化しているので、個々の植物を分けたいときは
アリッサムの根の周りは少し大きめに残してあげればなんとか大丈夫かと思います。
でも、やさしくしてあげてくださいね。

アリッサムを単植する場合は、アルカリ気味にすると花つきがぐんとよくなります。



*ネメシア‘ネシア’ダークブルー

デニムのような深いブルーの宿根ネメシアです。

海外で育種されたパテント品種で(ダンジガー社・・・だったかしら・・・失念!)
花つきの良さ、株のまとまりの良さもさることながら
このネメシアは芳香があるのです!

国内でよく見かける方向ネメシアよりも、
かなりはっきりとした、爽やかな香りがしました♪

日照時間、気温によって、色が赤みがかったり、黒みがかったりするようです。

ネメシアの育て方につきましても、前回と同じ内容ですが記載いたします。


比較的四季咲き性が強く、真冬・真夏を除いて長期間咲き続けます。

液肥などは他の植物に準じてあげて構いませんが
形よくたくさん咲かせるためには、咲き終わった花房を摘芯し、分岐を促します。
花が終わってくると、種が付き始めますが、同じ場所に蕾が残っていたりします。
これが咲くのをいつまでも待っていると、花が付きにくくなってくるようですので
思い切ってカット(摘芯)してしまいます。
すると、その下の葉の付いているところから脇芽が伸び、そこに新しい花が咲きます。
この繰り返しで花を咲かせましょう。

何度も繰り返していると、丈が伸びすぎてしまいますから
時折、深めにハサミをいれ、株元近くから分岐させるとよいですよ。

夏にも強いという記述も多いですが、少なくともここ暖地では、
梅雨以降の多雨・蒸れと 真夏の直射日光では弱ってしまう印象でした。

夏は半日陰が無難だと思います。


*リシマキア‘ミッドナイト・サン’

ミッドナイトサンも、前回お届けした鉢と同じです。

ミッドナイトサンは、黒みがかった葉に 緑の葉脈がうきあがるようで
とてもアーティスティックなカラーリーフ。
気温にもよりますが とても強く黒が出ることもあり
産毛をまとったような質感の葉が 本当に綺麗です。

初夏、黄色い星のような花を無数に咲かせますが
葉とのコントラストが絶妙。

這うように育ち、どんどんふんわりと茂ってきますから
プリムラやラナンキュラスが休眠している間も、
鉢が寂しくありません。

日当たりを好みますが、夏は直射日光で焼けてしまいます。
気温が高くなってきたら、鉢ごと半日陰で夏越ししましょう。

水をよく吸う方だと思いますが、夏場の蒸れには弱いので
やはり涼しい時間帯の水遣りをして下さい。


*ヘデラ‘ホワイトメインハート’

白と緑の鮮明な斑がとても美しいヘデラです。

「白い恋人」という流通名もあるようで、その名で見かけることも。

葉の厚みもしっかりしていて、乾燥にも強いですが
水切れ、真夏の強光下でシミ、日焼けなどの変色が出てしまいます。

夏は半日陰へ、それ以外の季節はしっかりとお日様に当てて
美しい斑を保ちましょう。

手間要らずですが、蒸れやすく下葉は茶色く枯れこむことが多いので
時折、株もとの掃除をなさってください。

ツルが伸びすぎるようでしたら、随時カットして大丈夫ですが
先端ばかりカットしていると そこから分岐してしまい
バランスが悪くなります。

時々、深くハサミをいれるなどして、株もとの分岐を促しましょう。


* シレネ‘ドレッツバリエガータ’

斑入りのシレネです。
クリーム色の斑と、少しくすんだ淡いグリーンの色合いが優しい雰囲気で
花のない時期も 存分に愉しませてくれます。

4月ころから ぷっくりと愛らしい、フクロナデシコのような花が咲きます。

葉がやや多肉質なので、乾燥にはかなり強いですが
水切れしてしまうと葉が縮れたり枯れたりしますから
他の植物たちに準じてお水をあげて構いません。

蒸れは苦手ですから、暑くなる前に半日陰、涼しい時間帯のお水やり・・・は
他の植物たちと同様です。

日々、様子をみてあげて 蒸れでへばってきているな、と思ったら
少し勇気をだして、思い切ってハサミを入れ、風通しよくしてあげてください。

夏以外は日当たりの良い場所で!
寒さにはかなり強いので、戸外でも越冬できますが
若苗を霜に当てるのは避けるようにします。

P1090747.jpg

プリムラ植えるのも、今春はこれでおしまい。

「不思議色」をした小さな鉢。
表情を豊かに変えながら、愉しんでいただけますように──*



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Author:wakayo
賃貸ハイツの小さな庭で、寄せ植えのお店をしています。
思い描いていることにはまだまだ遠いけれど、理想に向かって小さなあゆみを続けていきます。
※ネットショップは不定期オープンとなっています。
小さな寄せ植え屋さん :::風々緑花:::

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